2010年2月12日金曜日

山田洋次という超凡人の世界





おとうと見てきました


市川昆さんへのオマージュだったんですね


思ったより「さっぱり」の映画でした


映画館で見た方がいいかな


山田洋次は本当に家族を撮るのが上手いなぁ~


本人は子供のころは家庭に恵まれない人だったらしいです


だから理想的な家族というか、お茶の間の中にある夢というかそんな世界が


照れもせず撮れる


いやいや、誉めてるんですけどね


今回ハッとしたのは音楽の使い方


管楽器が山田作品にはよく使われます、「ぱらら~」っていう感じ


寅さんなんかでも使うやつ


イモ臭いんだけど、いいんだな~ ピアノとかは合わない!


寅さんの映画にピアノの音、合わないでしょう?


それにしてもこんな淡々とした映画をよく撮れますね


松竹大船(若い人は判らんか)の流れは今も健在です


良くも悪くも普通の映画です、でも観るんだよな~


意外性とか大どんでん返しとか全然ないけど


なんとなく初めから最後がわかるけど


そんな映画山田洋次しかとらないよ、いや撮れないか


釣りバカも終わり、松竹としては困りますね


意外とつるべがダメ人間の主役でシリーズ化したら面白い


この映画は吉永小百合ではなくつるべの映画でした


「人の死」というものを真正面に撮りました


ネタばれでもうしわけけありませんが


寅さんの最後ってこんな風に撮りたかったのかな?


と思いました  




映画を見て神田で用を済ませ新宿へ戻りました


「お多幸」でおでん,新宿は三時から営業


大根 ちくわぶ とうふ


「だいちくとう」と鍋前に店員さんがとうします


熱燗でいただきました、のんびり時間が流れます


映画で心が暖まり、お腹がおでんで温まり,寒いけどいい一日でした



、、、、、、、、、、、、、、、、

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