2010年7月13日火曜日

つかこうへいという存在

亡くなりましたね つかさん


最近は舞台も見ていませんでしたが


10代のころは紀伊国屋ホールで良く見ていました


風間、加藤、平田、根岸 この頃の熱海殺人事件は凄かった


初日とラク日で舞台が変化している


発想 テンポ セリフ回し すべてが面白かった


演劇界の革命児というよりは 吉田拓郎だな


フォークをニユーミュージックに変えた拓郎


四畳半 貧乏 汚い のフォークから現代のJPOPの発展の基礎


は拓郎という存在ではないかと思います



演劇も 役者が食えない 難解  一部の知識人フアンのものから


OLが会社帰りに観れるお芝居、つまり大衆がみて面白い芝居 


ストレートにタブーや怨念、嫉妬、生い立ちをセリフにしました


筧利夫が つかさん以上の天才は出ないでしょうといってましたが


彼がいなけれれば今の演劇界の発展はないでしょう


頭の中で感じる「面白い芝居」ではなくストレートに観て面白い芝居


唐さん、寺山さん、佐藤さん この人たちにはなかった芝居ビジネスの能力


文学座をはじめとする既製の劇団にはない旅回り一座のような大衆性


現在一線で活躍する役者や演出家で彼の影響を受けない人はいないでしょう


もう一度見ておきたかったです


彼が後年になり、在日韓国人とカミングアウトしたからではありませんが


ここ15年くらいは根源からのベクトルが少しぼやけたみたいに感じていました


もっとタブーや差別に対して向き合って欲しかった


「こんなふうに考えてもいいんだ」「恥ずかしさは、怒りにできるんだ」


もっと伝えてほしかった


遺骨は対馬海峡に散骨するそうです、彼の魂は海から来て海に帰るんですね


合掌!


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